渋い人生の味

阿波連さんの話。

阿波連さんの告白のシーン、何度も見ているけど。

受け入れられないのが悔しくてキスして大泣きしたのか。

受け入れられたのがうれしくてキスして大泣きしたのか解らない。

ライドウがなんて言ったか解らないから。

ダッシュして逃げてテントで頬を赤らめて泣く。

どっちなんだ。

最終回でライドウが告白するのは間違いない。

その他に完結の仕方がない。

だから今回はどっちにもとれるシーンにした。

女の子の方から先に告白するってめずらしいですね、知らんけど。

かぐや様もかぐやの方が先かも知れないけど、最終的には主人公が告白だろ。

そもそも、かぐや様は告らせたいってタイトルなのに主人公が告白しない訳がない。

古見さんはどうなるのかな。

ブコメだけど、ラブがメインの話ではなかったから。

阿波連さんが一番気になる。

ライドウに惚れている阿波連さんが可愛すぎる。

感情の薄い子であんまり好きじゃなかったけど。

ライドウを好きになってからの阿波連さんは超可愛い。

尊いねぇ。

阿波連さんって背が低いから、ライドウが座っていないとキスできないんだよな。

深夜のキャンプは告白にちょうどよすぎた。

隣の席の声が小さすぎて聞こえない子のためにいろいろがんばっていたら、告白されるんだもんなぁ。

情けは人のためならず。

古見さんも同じだけど。

誰かのためにがんばっていたら、いつの間にか心が通じ合う。

若いっていいなぁ。

俺、何回同じことを言うんだろう。

10代も20代もカスみたいな人生だったからな。

甘酸っぱいキャンディーは、もう残っていないよ。

ほろ苦いキャンディーは、一個くらい残っているかも知れない。

これが渋い人生の味だと思いながら。

もう恋は終わったのだと。

その味をかみしめる。

もう二度と戻らない時代。

ほろ苦くて泣きそうになる味。