「ありがとう」と「ごめんね」をくり返して僕ら

ちむどんどんの話。

寝坊で遅刻は夢オチ。

今日は休みだった。

自分のいいところは何か一日中考え続けるヒロイン。

辿り着いた結論とは……。

母親に10円玉を何度も何度も投入して、自分のいいところは何かと電話で訊くヒロイン。

今さら足の速いところ!とか言われつつも何度も何度も訊くヒロイン。

三郎が気を利かして10円玉をあまゆのみんなから集めてきて、公衆電話に積む。

「ありがとうございます」と言うヒロイン。

それだよと母親は言う。

「ありがとう」と「ごめんなさい」を大きな声で言えるのが暢子のいいところ。

そもそも元気だけど、ありがとうございますとごめんなさいはよく言っていた気がする。

伏線だったのか。

無事に答えが出たヒロイン。

翌朝、みんなの前で何を言うのか……。

今日は本当に「ありがとう」と「ごめんなさい」の話だけだな。

あとは智とポークの取り合いで未だにケンカをしているという超くだらない話。

他は何をやっていたか2回見たけど記憶にない。

兄貴の絶対に謝るなお礼を言うなは全く逆のことをヒロインにやらせていた訳ですね。

強権的なキッチンの回し方も方法論の一つではあると思う。

だって、ふつうにやって一番下っ端の話なんて聞いてくれる訳がないでしょ。

暢子ではなく「シェフ代行」として私の話を聞いてくださいは手としてなくはない。

明日、ヒロインが何を言うのか。

なんと言えばみんなが付いて来てくれるのか。

今日も仕事をしている夢を見た。

たまに見るんだ。

昔働いていた時の夢。

凄くリアルなの。

夢に金くれって思う。

上も下も経験したけど、仕事は難しいよ。

たった一つの正解なんてない。

仮に上手くいっても「その職場でだけ」正解だっただけ。

違う職場になれば話はまた変わってくる。

ヒロインの明るさが俺にはなかった。

俺が明るくない人間という話でもない。

スイッチは切り替えるものだと思っていた。

でもそういう単純な話でもない。

この話は永遠に続くので今日はこの辺で。