踊る小人を読み終わった。
むしろ踊る小人自体の話は解りやすい。
象を分割して増やしている方が意味が解らない。
象の頭だの耳だのをつくる。
なに当たり前のように踊る小人の夢の間に象をつくってんだよ。
なんですか、その仕事。
みんな象が大好きだから象を増やしている。
はぁ?
踊る小人は夢の存在であるにも関わらず現実に干渉してくる。
踊る小人は好条件をもとに、主人公の中に入れろと要求してくるのだが……。
象工場の意味不明さに比べれば、踊る小人の言いたいことは解る。
最終的に主人公は、永劫に森の中で踊りつづけることを迫られる。
美女をモノにしたいという安易な考えが取り返しの付かないことを生むのだ。
これ子供も読む可能性があると思うんですけど、その辺はいいんですかね。
中学生ならまぁいいと思うけど。