ちむどんどんの話。
披露宴、当日。
歌子は仮病を使い、智を披露宴会場のフォンターナまで連れて来る。
嫌がる智をみんなで担ぎ上げ、強制連行。
豚のトリプル出産で急遽来れなくなった兄貴の席に座らせられる智。
オーナーは、数十年ぶり?に三郎と再会する。
オーナーの部屋で母親と二人きりのヒロイン。
ウェディングドレスで感謝の言葉を告げる。
つづく。
歌子、よくがんばった。
でも、兄貴が来てたら席あったのか?
妹の結婚より豚の出産を優先するって、兄貴はどんだけ豚が好きなんだよ。
まぁ、あいつが来たら披露宴が疲労宴になったかもな。
オーナーと三郎。
好きあっていながら、家の格の違いで結婚できなかった二人。
おたがい、自分の叶えられなかった結婚を、ヒロインと和彦が叶えてくれて、うれしくもあり悔しくもあるだろう。
ヒロインと母親は定番のやり取り。
俺は今日、母親と一緒に見ていたけど。
ああいうシーンは一生やって来ないだろう。
というか、娘じゃないし。
結婚は諦めた。
「ふつう」の結婚は諦めた。
仮に結婚しても結婚式もしないし新婚旅行にも行かないし子供もつくらない。
ただ純粋に、人生のパートナーになるだけ。
好きあって、愛しあって、そういう結婚は無理なんじゃないの。
一緒に生きていく。
二人三脚で生きていく。
そういう人ができたら。
結婚も考えるかも知れない。
一人でこの先も生きていくのは無理だから。
単なる恋で一緒に生活するのは無理。
「好き」も「愛してる」も言わない。
気がついたら、自然と隣にいた人。
なんでこの人、俺の隣で笑っているんだろう。
そういう日が来ればね。
来ないと思うけど。
君の隣がよかった。