いつか、飛行機が空を飛ぶ日まで

舞いあがれ!の話。

古本屋の八木の詩集を貴司(幼馴染みの同級生)が気に入ったことがきっかけで、古本屋であり八木の家に入り浸るヒロインたち二人。

八木は人生とは客船の中で大勢で行われるパーティーのようなものだといい、そこでは自分は息苦しい、だから深く冷たい海に潜り、そこにある花を持ってくると息ができる、その花が詩であるという。

ヒロインは飛行機の骨組みをつくるため、竹串を火に近づけて曲げようとするが上手くいかない。

契約を打ち切られ、どうしようもなくなった親父は、ヒロインを遊園地に連れて行き、竹串の曲げ方を教えてあげる。

経済的な困窮から、兄貴を私立の中学に入れることが難しくなるが、兄貴は東大へ入るという夢が潰えたとふてくされる。

親父は諦めず取引先に通っているうちに、新型のねじの話をもらうが、一ヶ月半もかかるような仕事を3週間でつくれという難題を背負ってしまう。

親父は、いつか自分が、飛行機のねじをつくるという夢のため。

ヒロインは、飛行機をつくって親父を歓ばせるため。

それぞれが、苦闘の中にいた。

つづく。

詩に関しては解るけど、俺はアクセスがあって初めて呼吸ができる感じかな。

その花を見てもらって初めて、空気が送り込まれてくる。

東大はべつに私立じゃなくても入れるやろ。

「本当に」頭がよければ。

実際問題、私立も塾も関係ないで。

秀才には関係ない。

天才にはもっと関係ない。

自分がどれくらいの器を持って生まれたのかが解るだろう。

努力では絶対に埋まらない壁というものが、人生には存在する。

親父はいつか、飛行機のねじをつくりたい。

飛行機をつくる会社は、家の工場を継ぐために諦めたのだから。

なんか、下町ロケットがそんな話じゃなかったかね、知らんけど。

ロケットの部品をつくるのはメッチャ凄いけど、たった3人の町工場が飛行機のねじをつくれたら十分に凄いやろ。

ヒロインほんま可愛いわ。

大人にバトンタッチしなくていい。