好きの苦しみ

どう考えても若菜さんが本命なのに、マコが急に意識の中に入ってきて辛い。自分の淋しさを埋めるための代わりにしようとしてんだもんな。マジで何なんだあの女。絶対に必然としか思えんじゃん。俺が絶対に意識して、絶対に好きになるように設定されているだろこれ。このタイミングでこの感じで登場して好きにならないわきゃねーがです。しかもダッセーことには、なまじ好意を抱き始めているのにまともに話す時間もなくてこれ以上関係を深めることも出来ないから、あえて避け気味になることによって好き避け状態になってること。何これ。何やってんのこれ。何もかもやってられんぞこれ。

まだ数回しか会ってないけど、初対面の時から会うたんびに何かしら強烈な印象に残るエピソードが生まれてんのね。これはほんと若菜さんの時と一緒。何なの君ら。俺をどうしたいの君ら。

やっぱつれーわ。何この人生。ただ普通に生きて普通に死にたかった。

恋愛なんて単なる人生のオマケ要素なのに、そのオマケすら満足に経験できんとは。

辛い。苦しい。もうあんまり会わない方がいいんだろうな。

天地がひっくり返っても幸せになれる気がしない。

追い求めるほどに遠ざかる背中

何かを求めて手を伸ばすけど、伸ばせど伸ばせど相手はそのぶんだけ遠ざかっていき、この手はいつまで経っても何も届かない。何も掴めない。何も築けない。

孤独。孤独主義じゃない。これが本当の孤独。独りになりたいとか言ってみたいわ。孤独がどういうものだか知らんのだろうな。辛いのは一人じゃない、独りであることだ。独りなのに手を伸ばさずにはいられないことだ。

どのお花がいいの?の話4

まさかのブログタイトルを元に戻すという荒技。というか、このブログなんて誰も読んでないんだから、変えようが戻そうが俺の勝手だわね。文章を読んだだけで俺だと解らない人は別に読まなくてもいいしね。何しろ俺ほど需要のない、誰からも求められない男もいないだろうからな。今日死んだって誰一人悲しまない。だからこそ好きにやる。俺は徹底的にマジョリティの連中とは逆に行くからね。一切、寄せない。

考えてみりゃ、若菜さん、月さん、マコ、意外と花に関係する名前の人と関わってきたんだよな。女性は花の名前の人も割といるだろうけど、皆が皆そういう訳じゃない。だからそこにはある種の意味を感じる。マコも昔お花屋さんで働いてたって言ってたし。

ほんと文字通り、どのお花がいいの?って感じになってきたな。人生ってその全てが決まっているようにも思うけど、俺に選択権なんて存在するんだろうか。俺はただ選ばされたのを主体的に選んだと思い込まされているだけなんじゃないのか?解らない、解らない、解る訳ない。この世界は作り物、それはそうなんだろうな。こんな不思議な世界が偶発的に出来上がるなんて微塵も信じられない。荒唐無稽なファンタジーにも程がある。

どのお花を選べば俺は幸せになれるのだろうか。そもそも幸せってなんだろう。こんなに苦しい人生で、今もなお苦しすぎるというのに?本当に俺は幸せになれるのか?それは本当に幸せなのか?

不思議な二人

考えてみりゃ、若菜さんとマコは空気感が似てるけど割に正反対な要素を持ってるなと思った。

若菜さんは理系、ぽっちゃり低身長、全部敬語、私服や持ち物が女の子っぽい(スカート好きそう)、薄化粧?ほぼすっぴん?、割とぐいぐい質問をしてくる、全体的に器用。

マコは文系、痩せ形で身長は俺と同じくらい、ちょいちょいタメ口、私服や持ち物は女の子っぽくない(スカート嫌いそう)、目元の化粧が解りやすい、割とぐいぐい俺が質問をすると話してくれる、全体的に不器用。

同じなのはあの独特の地味っぽい空気感、完全なるコミュ障ではないにせよ心から人と話すのはあんまり得意じゃないんだろうなっていうあの感じ。ちゃんと関係性を築ければ普通に話してくれそう。表情が硬くて全然笑わない。愛想がない。でも基本的には善良で気遣いの出来る子なんだなってのは解る。声が少しだけ低い。

顔の印象が薄くて思い出せないのも大きな共通点だな。若菜さんは初対面でしか目を合わせられなかったから、マコは見れる時はかなり目をはっきりと見て合わせてるけど、若菜さんの時みたいな超常現象は起きない。あれは本当に不思議な出来事だった。光り輝いて時が止まったからな。むしろマコの時は初対面の印象は最悪だったからなー、覇気はないし笑顔はないし何やこいつって思ったわ。いつもマスクしてるのもよく解らんし。自己肯定感が低くて自分に自信がない子なのかもね。若菜さんもそれに近い印象は受ける。若菜さんに関しては将来有望才能人なんですけどね。マコに関してはお前今までよく普通に生きてこられたなってレベル。

マコと会ってる時の緊張しない感は異常。何なんだろうな、目を合わせることに全く抵抗がない。前回なんて相手が話してる時に見すぎたかなって思ったくらいだけど、目を合わせることがあまりにも自然すぎて全く躊躇がない。久々にジーパンを買いに行って裾上げをユニクロで頼んだ今日の方がよっぽど緊張したわ。めっちゃ可愛くて若い子二人だったから。

よく解んないけど、もう人生が限界なんで、一刻も早く物語を先に進めて頂きたく・・・!