何も喋りたくない

極度に疲労している時は、口が滑り過ぎる。

言わなくていい事を、辛辣な言葉でこれでもかと攻め立てる。

鋭利な棘が、具現化しそうな勢い。

早くもう、感情が死んでくれないかな。

扱い切れない。

面倒見切れない。

自分は他人の始まりだと、F先生は作中で仰ったが、そうかも知れんね。

結局、“自分”なんてもんは、在って無いようなもん。

あれも、これも、それも、どれも、てんで勝手に脳内で主張する。

“私”という自我が、全ての意識を統率せにゃ成らんのだけど。

ふう・・・。

しばらく、本当に何も考えたくないです。

でもそう思うと今度は、何も考えないぞ!って考えてるからね。

まぁ、心を無にするってのは、これもまた悟りの領域だしな。

そんな簡単に、出来るもんじゃない。

・・・。

何でこんなに人生の難易度が、高いんでっしゃろ。

命が繰り返すならば、次はウルトライージーモードで。

・・・いやもう、今回で終わりで良いです。

十分過ぎるほど、千辛万苦を堪能しました故。