文体

新しい文体の取り組みに終わりはない。

それは漢字なのか、ひらがななのか、考えに考えている。

村上春樹は、難しいまでむずかしいにしてしまう。

それってなんか難しそうじゃないんだけど?って思うのだが。

鬱をうつって表記するのに近いものを感じる。

字面から受けるイメージって大きいからね。

俺は最近、頑張るをがんばることに成功した。

頑張るは、頑張りすぎている。

がんばるには可愛さすら感じる。

健気。

俺はそれでいいと思う。

どりょくには、努力してもらう。

なんでもかんでも、ひらがなになってもらっては困る。

そもそも読みにくい。

俺はバランス派だから。

俺には俺の文体がある。

いい文章はひらがなが多いんだなぁと気がついたのは、ここ数年。

それまでの文章は漢字が多かった。

そもそも文体なんて考えたこともなかった。

何も考えずに書いていた。

ふと気がつけば、これが俺のスタイルなんだと思う。

誰かの影響は受けた。

でも、俺には俺だけの文体がある。

終わりなき文体の取り組みが。