仏様の掌の上で遊ぶ

俺の記事ってつまんねーなぁって思う時もあるけど。

俵万智だってつまんねー短歌がいっぱいあるし。

村上春樹だってつまんねー作品はたくさんある。

だからそれでいいんじゃないかな。

つまんねーのに金をもらっている人もいるんだから。

村上春樹は終身名誉ノーベル文学賞候補だし。

あんなにつまんねーのにそれだけ高い評価を受けるんだから。

特別、俺の記事が劣っている訳ではない。

ちむどんどんの話とか興味ない人にとっては、何言ってんだこいつだろうけど。

今、一番興味のあることを書くのが俺のブログ。

あとになって、俺ってこれが好きだったんだねって思い返す。

今は、上白石萌歌が好き。

一年後はまた違う女の子が好きかも知れない。

そういうもんです。

どんどん古くなっていく。

思い出話になっていく。

思い出のアルバムを開く。

俺ってこうやって生きてきたんだね。

誰かを好きになって。

何かを嫌いになって。

そうやって生きていく。

天命と大きなことを言いながら。

仏様の掌の上で遊ぶのです。

そうして、遊び終えたあとのように死んでいく。