どこまでも青く続く空をみたことがある

舞いあがれ!の話。

ふらっと大阪に戻ってきた兄貴。

大手に就職が決まったが、株で2000万も儲けた自分は投資家になるから、3年で辞めると言いだす。

働く意味、夢を叶えること、親父と兄貴の考え方はかみ合わないのであった。

兄貴に触発され、人工衛星の説明会へ赴く親父。

夢を抱き、夢を叶える、それを自分に言い聞かせるかのようでもあった。

ヒロインは、ひたすらリブ(翼の骨組み?)をつくらされており、ヒロイン以外の同期は飽きていた。

突如、巨大な発泡スチロールが運ばれてくる。

それを切りだし、コックピットをつくる手伝いをヒロインたちは頼まれる。

つづく。

大学時代に2000万稼ぐ、今度はそれを10倍にする。

こういう奴がなまじっか実在してしまうから、投資の闇は深いんや。

「堅実」な投資は微々たるもんだって、頭のいい人たちはみんな言ってる。

投資で2000万稼ぐのは博打。

ずーっとパソコンとにらめっこ。

ちょっと目を離した隙に大損こいたって話も聞きます。

そんな人生たのしいのかな?

子供の頃からの夢を追いかけ、新しい夢もみつけたヒロイン。

堅実に会社を大きくし、必ずいつかは夢を叶えようと心に決めている親父。

指一本で億を稼ぐようになるという兄貴。

東大に絶対に行くというから、壮大な夢があるのかと思ったら、そんな「小遣い稼ぎ」の人生でいいんですか?

ホリエモンみたいに、自由に好きなことをやって稼いでるインテリなんてたくさんいるのにな。

飛行機だけど、マジで一年に一回のために、こんな面倒なことをやってるの?

俺は、マジ無理スプラしよってなるわ。

メンバー、女子少なすぎやろ。

ヒロインと、パイロットの由良だけ。

ヒロインもそんなに可愛い訳じゃないし。

由良に至っては、俺の一番嫌いなベリーショート。

由良がベリーショートなのは、日々体を鍛え、みんなの期待を全身に背負って飛ぶという決意の表れなんだろうな。

何も喋らない空さん。

いや、ちむどんどんのまもるちゃんかい。

コミュニケーションを取る気もないらしい。

どんだけ、コミュ障やねん。

来年は間違いなく、ヒロインがパイロットだろうな。

再来年もか。

飛行機に魅力を感じたことないな。

俺の家は、ケースにずらりと親父のつくった戦闘機のプラモが飾ってあったけど。

動くものが好きという男の子特有の嗜好が俺にはないねんな。

車もバイクも嫌いだし。

電車もうるさいだけ。

かといって、少女趣味でもない。

俺はべつに、どちら側でもない。

俺には俺の空があって、俺には俺の立つべき大地がある。