始まる前から終わることばかり考えている

ほんとなー、考えてしまうのだ終わることを。始まる前に終わることを考えてしまう癖がある。だから新しいことにチャレンジするとか、新しい出会いを求めるとか、新しいわくわくより、終わるときの切なさをもうイメージしてんのね。そんなことある?恋人さがそーのときすでに、別れの日がくることを悲しんで泣くねんぞ。そりゃなんもたのしめんわな。人生だってどうせ死ぬんだって嘯いてんだもん。どうせ死ぬからなにをしても無駄と強がってみる。俺ほんとなんで今生きてんだろ?不思議だ。実に不思議だ。始まる前から終わることばかり考えているという意味では、俺の人生はまだ始まってすらいないのかもしれない。

幸福自慢

なにをイメージしてもらってもいいんだけど、手に入ったものって今度はそれを失うかもしれないという恐怖にかられるんだよね。恋人ができても病気になったり、死ぬかもしれない。宝くじで一等とったら急に大金が転がり込んできて、人生が大混乱するかもしれない。金の匂いをかぎつけて群がってくる奴は多いからな。身内や親戚がそうなるかもしれない。

俺なんて最初からなんも持ってないですから。気楽なもんですわ。俺の唯一のアドバンテージは、なにも失うものがないってこと。死がゴールなんだから、持たざるものこそ強者。恐いものなし。何事も恐るるに足らず。

声高にやってろや幸福自慢。

恐怖に震えろ幸福自慢。

失う怖さに怯えろ幸福自慢。

実に愉快。

お前らは嘲笑の対象なんだよ。

不幸自慢

YouTubeやブログなどいろいろとチェックしてきたけどさ、けっきょく俺より不幸で悲惨な奴はいなかった。もはや不幸しか誇ることねーわ。ブログ開始から14年、ずっと不幸自慢しかしていない。なんだこのブログ。どこに需要あんだこのブログ。14年やっててこのザマ。笑えない。そりゃ、希死念慮にもなりますわ。だってどこにも誰にも需要ねんだもん俺だけが。俺だけがいらない。俺だけが求められてない。

確かに身体に障害をもっている人もいたけど、恋人も友だちもいるじゃんね。まぁ、俺も身体に一部問題を抱えているんですけどね。俺は精神と身体のダブルパンチやぞ。身体障害者にまでマウントをとっていくスタイル。こりゃもうダメかもわからんね。

不幸話は尽きない。なぜなら、新しく不幸の種が蒔かれつづけるからです。終わりなき不幸農園。不幸の種はどんどん強くなり、より醜い花を咲かす。

こうして今宵も、不幸話に花が咲く。

希望の化身

ほんとうの意味での希望というものは、絶望のどん底にいる人間にしか感じられないのではないだろうか。

深い深い井戸の底に、一筋の光が差し込む。希望とはそういった類いのものではないだろうか。

恵まれた普通の生活をしている者にとって、光など当然のものすぎて、それが希望であるなどと思いもしないのではないだろうか。

一筋の光は暗き世界に生きる者にとって永遠などではなく、あくまで一瞬にすぎない。

けれどもその光を胸に生きるのだ。

その光の名は希望なのだから。

悲哀の化身

最近、リアルにアクセス数が激減してるんだけど、もう俺の書いている内容についてこれてないんだろうね。書いている俺自身でさえちょっとついていけてないときがあるもんなぁ。アウトプットって半自動だから、なにが飛び出してくるのかわからんのよね。だから、とりあえずなにかポーンと内面から出てきたものたちを、あとから考えて意味を読み取り、それを繋げて文章にしていく。

悲哀。悲しくて哀しいんじゃ。それがこれまでの人生じゃ。そしてこれからの人生じゃ。

書いている内容も、暗くてダークサイドで絶望的だもんなぁ。こんなブログ誰が読みたいんだって話だよなそもそもが。

いやね、一人だけこのブログをたのしみにしている読者はいるのよ。そう、たった一人だけ。それは他ならぬ俺自身だ。俺がいちばん俺のブログの更新を待ち侘びている。さっきも書いたように、ブログは半自動で書いているので、なにを書くつもりなのか俺自身もわかっていない。だからたのしみなんだ。なにが書き上がるのか。ひじょうに興味深い。俺は俺自身の精神世界について深い関心がある。俺がほんとうはなにを考えているのか、どういう人間なのか、それを知りたい。誰よりも知りたい。だから俺は書く。世界でたった一人の俺に向かって。

この世は哀れみ物悲しや、それでも生きろと人はいうが。

代わりにやってみろと俺はいうが。

意思の化身

いったいどれだけ意思が強ければ、寿命まで生き抜こうと決意できるだろう。

石にかじりついてでも、かみつく奥歯が砕けても、それでも生きようとすること。

人生の終幕にたどりつくには、なんという強い意志が必要なのか……。

苦しむためだけに生を受けた。俺にとってそれは紛うことなき事実。

禍福は糾える縄の如しの連中は、人生は山あり谷ありで、悪いことのあとには良いことが必ずくる!明けない夜はない!そういう人生だったんでしょ。これからもそうなんでしょ……はいはい、わかったわかった。きみたちはそうなんだね。よかったよかった……はぁ。

なんで生きなくちゃいけないんだろう。

生まれてきたくなどなかった。

苦しみしかないのなら。

悲しみしかないのなら。

どうしてこんな地獄に……。

意思があれば。

ひとひらの意思があれば。

限界の心にそっと火がともるはず。

そうやって生きていく。

生きていくしかないんだ。

死ねない以上は生きるしかない。

物言わぬ巌のように、ただそこにあればいい。